アバンティ PHILOSOPHY 3 〜アバンティ哲学〜
「メイド・イン・ジャパン」という品質を求めて

収穫した綿花の実は、種と綿毛を工場で分け、茎や萼(がく)も取り除き、綿毛だけ集めて圧縮し、梱包します。大きな四角い荷姿で、日本の紡績工場に届きます。
広島から船に揺られること30分。瀬戸内海に浮かぶ能美島という小さな島にある紡績工場で、アバンティの製品のもとになる糸の多くをつくっています。創業は明治25年。日本の近代繊維産業を支えてきた工場のひとつです。繊維質でできている綿毛を、最初は長いうどんのような形状に引き延ばし、これを何本も撚りながら、さらに延ばし、細い細い一本の糸ができあがっていくのです。
海外の安くつくれる工場に、製品の拠点を移すメーカーは多いけれど、アバンティはあくまで「メイド・イン・ジャパン」を旨としています。それは日本の風土が育んだ、品質のよいたしかなものを届けたいからです。
オーガニックコットンは、どんな工程にも手間がかかるので、現状の流通のなかで決して安くつくれるものではありません。安く早く大量につくることを最優先にしてきた産業構造に、足並みを揃えられない製品です。しかしだからこそ、オーガニックコットンにしかできないものづくりがあります。日本が永い年月かけて培ってきた技術は、オーガニックコットンの特長のひとつである、安心・安全をささえるために、なくてはならないのです。